実店舗個展のご案内
・2024年8月28日(水)~9月 15日(日)
安達知江 「glass works」展
安達知江さんの2回目の個展です。大阪芸術大学でガラスを学びアメリカのマイケルロジャース氏の制作補佐を経て
岡山のグラススタジオ透明館に勤務。2015年独立し現在に至ります。
作品は石膏の型を作って窯で焼くキルンワークで施され、絵付けは色鉛筆と薄く滲んだ水彩絵の具で彩色したような
独特の優しい色目が特徴です。
絵本の中から抜け出してきたような作品は女の子に動物たち、山や木々など置いてるだけで物語が広がります。
ガラスは見る場所、光、一日の時間帯によって表情が変わります。
作品の造形や色彩と合わせて、素材の持つドラマチックな一面も見どころです。どうぞ足をお運び下さい。
・2024年9月24日(火)~9月 29日(日)
奥会津 山葡萄細工「 五十嵐三美」 個展
奥会津三島町の編み組細工の第一人者である五十嵐三美さんの5回目の個展を開催いたします。奥会津三島町の伝統工芸品でもある山葡萄細工は寒暖の差が激しい厳しい自然環境の中で育った丈夫な山葡萄の蔓(使える状態にまで約30年かかります)を厳選し浸水させた皮をなめししなやかにして編んでいきます。そうして手間暇をかけて編む山葡萄細工は100年はもつといわれる丈夫さと、使えば使うほどに色、艶、しなやかさがどんどん増し光沢が生まれて味わいが増すことが魅力です。
・2024年10月2日(水)~11月 3日(日)
「 臼杵春芳/郡司製陶所」 展
臼杵春芳:国産漆にこだわる臼杵春芳さんの4回目の二人展です。香川県綾歌町の自宅裏山に約400本の本漆を植樹し約12年間育て自身で漆掻きを行い漆を掻いた残りの木で木地を作り漆を塗る。この工程を一人で行っているのは全国でも臼杵さんただ一人です。驚くほど軽い漆のくりぬきの椀や新たに漆の原液をそのまま塗った盆は魅力的です。希少な国産漆の持つ奥ゆかしい表情と素朴な佇まいを是非ご覧下さい。
郡司製陶所:栃木県の益子で作陶されている郡司庸久さんと慶子さんご夫婦の3回目の二人展です。主に庸久さんが轆轤を引き器の形を作り、慶子さんが絵付けなどの装飾をされています。シンプルなものから装飾的な一点物まで、作風が幅広いのも郡司さんご夫婦の器の特徴です。シンプルな作品はひとつずつ微妙に異なる土の質感や色合いが際立ち、それぞれの奥深い表情をしています。普段の御料理だけでなくお客様のおもてなしのご馳走も、一層おいしく楽しめます。